ぼくのきせき

「子どもの心に火を灯す ⇄ 自分の心に火が灯る」 実現めざした学びの軌跡

お父ちゃんで先生の<ぼく>なら、このおもちゃで、こう育てる!(男の子編)

パパ友の友人に、こんなことを聞かれました。

「えっへんたろうって、むすこさんと仲良くおしゃべりしているでしょ。さすが、先生って思うんだよな。どういうことに気をつけて、遊んでいるの?」 

そこで、いつも学校の先生としての記事が多いのですが、今回は、父ちゃん目線。

「子どもと接するなかで、子どもにこんな声がけしてます」ってことを書いてみます。

 

 

 

はじめに|今回のピックアップでこころがけたこと・・・

おわりにもかきますが、

遊ぶものを与えるときのポイントは、

「何を与えるか?」よりも「与えたあと、どうするか?」

です。

最近は、KOOVとかタブレットで遊ぶことも増えていますが、

今回は、

すぐそこで手に入るものを中心に考えたいと思います。

 

 

これらは、

小学校に上がった後の学びの基礎になります。

子どもと一緒に

たくさんの、

経験をつんであげてください。

そのひとつひとつが、

 

後から学んだときに、「振り返るポイント」

になります。

それが、

その後の学びの深まりの違いにあらわれます。

 

 

 

子どもどうし、

能力のちがいなんて、本当はそんなにありません。

あるのは、

小学校に上がるまでの、

経験の違いです。

この違いは、とっても大きいので、

一日一日を、ぜひ、大切に!!

①めいろー「トライ&エラーの出発点!」

やすいやつでかまいません!

これって、すごい学習効果高いと思っています。

大人になってから、めいろのすごさを再発見。

 

迷路をしているときの、

子どもたちの

目!

そして

指!!

これらの動きを よーくみてみてください。

 

行ってはもどる、

行ってはもどる

で、

ゴールをめざす。

 

この課程は、

大きな

トライ&エラーのプロセスを

しっかりたどっています

 

声をかけてあげるなら、

「どこまでもどる?」

ですかね。

 

もう一度

スタートからやり直そうとしているなら、

「なるほど!さいしょからやり直すっていうこともあるよね」

「あきらめないで、すごいね」

と認めてあげる。

 

「こっちがいいかなぁ・・・・ 

 よし、やってみよう!!」

「だめだった。こっちを試してみよう!」

という、考えの流れを

楽しみのなかで得られるというのは、

最高ですよね。

学校で先生たちが、

算数の時間に子どもたちにやってほしいことの

大きな部分が、

「予想をして、やってみる」

ということ。

めいろ、あなどれません。。。

 

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②ぬり絵

塗り絵だって、声のかけ方次第で

ばかにできない効果を発揮します!

 

色を覚えるための作業として使うなら、

塗り絵を その通りの色で塗るという ふつうの使い方もあり。

 

でも、よりクリエイティブにいこうと思えば、

よりワイルドで 個性的な塗り絵をすることをおすすめします。

 

たとえば、息子の場合は、

カーズの塗り絵。

息子はカーズが大好き!!

で、カーズの塗り絵をするわけですが、

色を塗るときに、自由な色で塗ることを

心からみとめてあげる。

 

「すごいね。こんなカスタマイズもかっこいいね!」

「ドアに模様を描いてもいいかもね」

 

なんて声をかけてあげると、

どんどん、

個性的な塗り絵ができあがっていきます。

ポイントは、おおげさに、

ほかのと違うことを認めてあげること。

 

なんなら、もう少し言葉にして、

「いつもとちがうのも いいよね」

「じぶんで考えて色をつけているんだから いいね」

 

などと、価値付けしてあげるといいです。

 

「やさしくなりなさい!」

と言っても子どもはわからない。

それよりも、

なにかやさしいことをしたときに、

「それ、いいね」

って言ってあげる。

 

「勉強しなさい!」

って言っても子どもはやりたくない。

でも、勉強しているときに、

「それいいね。何か分かったら、教えてね」

と言って、

教えてくれたときに、

「ありがとう!!あたらしいことが分かるって、 うれしいね。

 冒険みたいだね」

って認める。

そういうことの繰り返しが、

子どもたちの方向を決めていきます。

 

塗り絵を通して、

「ぼくは、こういうのがすき!」

「こんどは、こういうデザインをしてみよう!」

「ちがうって たのしいな」

なんていう気持ちがでてくれば、

最高ですね!

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③グローブー「右と左をグローブで覚えた!」

うちがこれを与えたのは、子どもが5歳になってから。

子どもが野球が大好きになって、それからグローブを与えました。

スポーツ用品店にいって気づいたのは、

けっこう、小さい子用ってすくないですよ。

まあ、あんまりかたいボール使いませんしね。

そもそも、握力がまだあんまりないので、グローブ使いこなせませんし・・・。

 

でもまあ、「かっこもつけたい!」し、

ちょっと調べてみたんです。

 

そうしたら、

さらにわかったのが、

左利きの子ども用は、本当に種類が少ない。

大型スポーツ店に行っても、選択肢がない。

 

べつにだから文句があるとか、そこまで思っていないのですが、

「なるほど、こういう現状なのかぁ・・・」と

ちょっとおもしろいなって感じました。

 

さらに、これは常識なのかもしれませんが(ぼくは知らなかったのですが・・・)、左利きだと守れる(向いている)ポジションが限られているんですってね。

でも、まあ考えればそうなのですが・・・。

左利きでセカンドとか、あんまり見ませんもんね。

 

ちなみに、息子はいまは、右利き用も左利き用も使っています。

 

 

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おわりに

お気づきのことと思いますが、

結局、

「何をあたえるか」

よりも

「与えた後どうするか」

という視点が

子どもの学びにとっては、

とっても大きい!!

 

子どもたちは、

まだ、

言葉にする能力が高くありません

 

だからこそ、

いまやっていることの

意味を

価値を

言葉に置き換えてあげる

 

そうやって、

子どもたちを導いていくと

 

子どももハッピー!!

大人もハッピー!!!

そんな、笑顔の時間が増えていきます。