ぼくのきせき

「子どもの心に火を灯す ⇄ 自分の心に火が灯る」 実現めざした学びの軌跡

学級経営|心理学|子どもの環境デザイナーとしての教師が求められている

ヴィゴツキーの心理学説は、人間の心理発達の法則性や心理過程の基本原則を明らかにする(たとえば、発達の最近説領域など)。 

今回は、ヴィゴツキーをもとにして、学校の先生について考えてみたいと思います。

ここ何回かの学びで使わせていただくのは、柴田義松先生の『ヴィゴツキー入門』(寺子屋新書)です。

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授業|道徳|道徳に音楽の力を 「いつか どこかで しんどくなった あなた」を勇気づけられる道徳をしたい

ぼくは、ここ数年、道徳の授業に音楽を持ち込んでいる。道徳の権威にも音楽の専門家にも怒られてしまいそうな気もするが・・・。でも、ぼくは、おおマジだ。

ぼくにも、それなりの理由があって、ためしに書いてみる。みなさんは、どう思うだろうか。

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読書|雑誌記事|日本では、記憶力と情報処理能力が中心のキャッチアップ型の教育がそのまま続いてしまっている(2019.2.9『週刊ダイヤモンド』より)

先日、出勤の途中で寄ったファミリーマートで、『週刊ダイヤモンド』を買いました。

表紙に大きく書かれた「文系でも怖くない ビジネス数学」に惹かれました。

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学級だより|こうして学級だよりを書き始める。『なるほどデザイン』との意外な共通点・・・。

さて、書いてみよう・・・となると、当然なやむものだと思います。

そもそも、なんのために書くのかな・・・どれくらい出せばいいのかな・・・書けなくなったらどうしよう・・・。。。こんなふうに考えてしまうと、負のスパイラル。結論は、「やめておこう・・・」ってなってしまう。学級だよりにかかわらず、よくありますよね。

ぼくは、この8年間で、3500号の学級だよりをつくってきました。その経験を元に、学級だよりを書き始めるまでの流れを紹介します。

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映画|ブリッジ・オブ・スパイ|弱い部分もある人間が、苦悩のなかでつかみ取った選択を守りながら生きていく姿に惹かれる。

映画『ブリッジ・オブ・スパイ』を見ました。アメリカとソ連の一触即発の冷戦状態における人間と人間の絆。不屈の男(standing man)は、どうして不屈の男なのか。強さは何か。いろいろと考える作品になりました。

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おすすめ|ウェブサイト|子どもを接点に日本と海外とのつながりを考えるために

勝手に紹介のコーナーです。

ぼくが、日本語学級にいながら、日本語学級のあり方を考える時にときどき訪れているウェブサイトです。「多様性が豊かさとなる未来」というキャッチフレーズに、心から賛同します。そんな社会にむかうために、何か小さなことでもできれば・・・・。いつも、そんなふうに感じます。

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読書|教育新聞記事|未来(子どもたち)に胸を張れる仕事を、今このときに、今いる場所から始めていきたい

『教育新聞』に2019年1月30日に開催された教育改革国際シンポジウム「学びのイノベーションに向けた創造的で働きやすい学校空間」(国立教育政策研究所主催)についての記事が掲載されています。ここでは、シンガポールと日本の教室環境などを比較し議論されています。講演では、シンガポールにおける、アクティブ・ラーニング(AL)の事例が報告されたそうです。

その中から2つのポイントをピックアップ

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