ぼくのきせき

「子どもの心に火を灯す ⇄ 自分の心に火が灯る」 実現めざした学びの軌跡

授業|漢字指導を、先生ー子どもの関係を固定化させるシステムとみる。漢字練習は、なぜこうも、変わらないのだろう・・・

学校の先生をしながら、いつも普通に行われていることで、「??」と思っていることは、たくさんあります。(ぼくは、文化人類学を長いことやっていたので、その「当たり前を問う」ということが好きだし、ついついそうしてしまうのですが・・・。右京さん的にいうなら、「ぼくのわるいくせ・・・」)そのひとつが漢字指導なのです。

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卒業を前にした6年生に向けて、1年生からのメッセージ。「おにいちゃん、おねえちゃん。ありがとう」(学級だよりでどう語る?)

6年生を担当し、卒業を間近にしたある日のことです。ぼくは1年生に、「卒業する6年生と一緒に時間を過ごしてください」とお願いしていました。ここに至るまでに、様々な問題があった子どもたちに向けて、「自信をもって、胸を張って」というメッセージを送りたかったのです。もちろん、この出来事の価値づけも、学級だよりで行います。

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読書|雑誌記事|小路氏(アサヒグループHD代表取締役兼CEO)に学ぶー声なき声を大切にする

2019年2月号『プレジデント』で特集している「言いにくい話の伝え方」のなかから小路明善氏(アサヒグループHD代表取締役兼CEO)の記事を読みました。氏の記事を、学級経営との関連で読み解いていきたいと思います。ビジネスの世界のトップの話、学級経営と関係ないと思ったら大間違い。組織を動かす人の目線は、ぼくたちに、大きな刺激を与えてくれます。

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日本語学級・授業|アプリを使う・・・学校の意味・公教育の意味を問うことにつながる

教科書では当たり前のように、漢字が使われています。もちろんルビなどをふればよいという話なのですが、やっぱり子どもたちにとって「漢字」は、大きな障壁。ぼくは、少しずつ、アプリを使うようになりました。

 

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日本語学級|海外からやってきた子どもが感じていそうな問題、トップ3

こんかいは、いつも見ている子どもたちから感じる、「海外からやってきた子どもが感じていそうな問題、トップ3」を考えてみたいと思います。

だから、ちょっと日本語学級のはなしです。

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感謝|所長さん(id:ShukaijoShocho) いつも、すぐに反応してくださる所長さん、ありがとうございます。

2週間50記事企画を進行中の所長様は、ぼくがブログをアップすると、いつも反応してスターをくださる。こういうクリックひとつが、ブログを書く者としては、モチベーションになります。

いつも、ありがとうございます。

 

shukaijo.hatenablog.com

言葉にならなそうだから・・ 卒業生の最後の言葉はこれに決めた!

この年、子どもたちを送り出す前日、特別な思いで過ごしました。

夜、暗くなったクラスの中で、ひとり一年間を振り返りました。

この子たちを送り出すのか・・・と思うと、たまりませんでした。

「この日をめざしてきた」はずなのに、「この日に来てほしくない」。そう思っていました。

もちろん、最後まで悪戦苦闘を繰り返す年の方が多いです。でも、数年に一度くる、気持ちの良い終わりでした。

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