読書
家の本棚のなかに、教養という言葉をタイトルに含む『教養としての言語学』という本がありました。 そういえば、最近あんまり、「教養」ってきかないなぁ・・・。 どちらかといえば、専門知識を身につけることが重視されてますよね。 教養って、古いのかなぁ…
「授業をしていると、学力の違いが気になります」という声はよく聞かれます。 だから、それを何とかしようと、算数の授業では少人数で授業をしたり、一斉授業で教科書の内容を教えたりします。でも、それで最初の悩みが解決したことにはなりません。これは、…
坪田耕三先生の『算数的思考法』(岩波新書)は、新書になっているからもわかるように、学校の先生だけでなく、様々なジャンルの人に向けた本です。 ぼくは、とくに、保護者の方々にもこの本を手にとっていただきたいです。「算数はあんまり好きではない・・…
学校の先生は社会の流れをあまり知らない・・・。 残念ながら、そう言われてしまうことってあります。 ぼく自身は、半分開き直って、「それでもいい!」とも思っていますが、そうはいっても腹の中では、「悔しいな・・・」って思ってもいます。 そこで、・・…
ヴィゴツキーは、ぼくのような学校現場の人間(教育の大切さを感じつつも、現在の学校教育のあり方に限界や問題点を感じている者)にとって、刺激的で大切な観点を与えてくれます。こういう古典にあたると、結局、教育の世界って、同じような内容を、「まる…
ヴィゴツキーの心理学説は、人間の心理発達の法則性や心理過程の基本原則を明らかにする(たとえば、発達の最近説領域など)。 今回は、ヴィゴツキーをもとにして、学校の先生について考えてみたいと思います。 ここ何回かの学びで使わせていただくのは、柴…
先日、出勤の途中で寄ったファミリーマートで、『週刊ダイヤモンド』を買いました。 表紙に大きく書かれた「文系でも怖くない ビジネス数学」に惹かれました。
『教育新聞』に2019年1月30日に開催された教育改革国際シンポジウム「学びのイノベーションに向けた創造的で働きやすい学校空間」(国立教育政策研究所主催)についての記事が掲載されています。ここでは、シンガポールと日本の教室環境などを比較し議論され…
2019年2月号『プレジデント』で特集している「言いにくい話の伝え方」のなかから小路明善氏(アサヒグループHD代表取締役兼CEO)の記事を読みました。氏の記事を、学級経営との関連で読み解いていきたいと思います。ビジネスの世界のトップの話、学級経営と…
『LIFE SHIFT』を読みました。 2019年1月25日現在でも、amazonの労働問題社会学のカテゴリーでは、ベストセラー1位に位置していて、書店などでもめだつ棚に並んでいることが多いので、ご存知の方が多いと思います。 ただ、学校という場でこの本のテーマにつ…