ぼくのきせき

「子どもの心に火を灯す ⇄ 自分の心に火が灯る」 実現めざした学びの軌跡

学級だよりバックナンバー|クラス会議をして(『ほっと』第100号より)

学級だより『ほっと』をみていたら、第100号にこういう記事がありました。

 

クラス会議をして

先週の水曜日、クラス会議が開かれました。新しい代議員になって初めてのクラス会議です。テーマは、クラスのつながりを強くするためにということです。先生は、こういう話し合いがあるといいな、と思っていました。

先生の嬉しかったこと、右の作文にしっかり表れています。先生の見ているところと、みんなの見ているところは、もうだいぶ近づいています。これがまた、嬉しいことです。クラス会議について、もっとたくさん書きたいと思っていたんだけど、なかみは、みんなの作文に任せることにします。

代議員であるSくんとMさんの活躍はうれしかったですね。自分たちで話しやすい机の配置を作って、話し合いをすすめていく。

手を挙げていない友だちの考えも聞こうとしている姿勢は、とてもすてきでした。同時に、みんなの中からも、意見を言いにくい友だちや、今ケガをしている友だちを大切にする考えが出てきましたね。とくに、Fくんは、とってもいい発想をしていました。みんなも、そう思ったでしょう。

ああいう時って、「まだ意見を言っていない友だちの気持ち」って気になるよね。それを、思いやる雰囲気が、とてもかっこよかったです。

 取り上げたい子どもたちの様子は、その後クラスの中に広げたい子どもたちの様子です。これを書く理由は、子どもたちに「先生は、こういうことが大切だと思っているんだ」「こういうことをすればいいんだな」と、クラス内のよい行いを知って欲しいからです。

 

先生をしていると、自分の思いを子どもたちは理解しているという前提の上ですすめられることが多い。でも、趣意を語らないで、伝える努力をしないで、子どもたちとの理解のチャンネルがあっていると考えるのは、あやういと考えるようになった。

 

だからこそ、具体的な場面をつかいながら、そこにどう価値付けをするかを一回一回伝えたいと思います。